新型コロナウイルスにより変化した私の日常生活（しんがたころなういるすにより へんかした わたしの にちじょうせいかつ）

《二本(にほん)足(あし)のカカシ(かかし)》

最近(さいきん)テレビ(てれび)では外出(がいしゅつ)を控(ひか)えるように言(い)っている。外(そと)が大好(だいす)きな私(わたし)だがウィルス(うぃるす)感染(かんせん)を注意(ちゅうい)し家(いえ)の中(なか)にしぶしぶ居(い)ることが多(おお)くなった。いままで何十年(なんじゅうねん)も整理(せいり)しなかった洋服(ようふく)、本(ほん)、写真(しゃしん)、資料(しりょう)、雑貨(ざっか)あらゆるモノ(もの)を整理(せいり)し捨(す)て始(はじ)めた。何十年分(なんじゅうねんぶん)のホコリ(ほこり)をはらいながら・・掃除(そうじ)や家事(かじ)は苦手(にがて)なのだ。

子(こ)どもたちの写真(しゃしん)をつい見入(みい)ってしまったり本(ほん)のページ(ぺーじ)をめくったり知人(ちじん)や友人(ゆうじん)と企画(きかく)実行(じっこう)したチラシ(ちらし)を懐(なつ)かしく眺(なが)めたり、あっという間(ま)に楽(たの)しい時間(じかん)が過(す)ぎていく。

外(そと)での集会(しゅうかい)もめっきり減(へ)り一人(ひとり)で考(かんが)える時間(じかん)が多(おお)くなった。関心(かんしん)は他者(たしゃ)から自分(じぶん)の内(うち)へと向(む)かう。少(すこ)しずつ自律(じりつ)するようになっていく気(き)がする。孤独(こどく)ではなく自律(じりつ)し豊(ゆた)かな時間(じかん)を過(す)ごしていると感(かん)じている。