2020年12月10日(木)参加者:7名
ちば自主夜間中学には「社会科グループ」があります。きっかけは学習者の一人から「新聞を読んで、いろいろな記事について他の人と話し合って理解を深めたい」という
希望があり、開校当初から続いてきました。スタッフも交えて5~6名のメンバーがいますが、誰でもいつからでも参加自由です。
このたびメンバーの一人から、千葉市立郷土博物館の特別展「軍都千葉と千葉空襲展」をみに行きたいという声が上がり、参加者を募って初の校外学習が実現しました。
7名参加、中央区亥鼻山周辺から千葉市議会、最後は当校でまとめの会という盛りだくさんなプログラムでした。自主夜間中学にふさわしい「自主的な学び」だと思います。
コース
千葉市立郷土博物館「軍都千葉と千葉空襲展」・平和祈念碑を見学
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児童書専門店「こどもの本の広場会留府」訪問
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千葉県庁(展望レストランで昼食)
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千葉市議会傍聴(タイムリーなことに一般質問「公立夜間中学の設置について」を傍聴)
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千葉銀行新社屋外周散歩
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ちば自主夜間中学(高洲コミュニティーセンター)
▲千葉市立郷土博物館で
▲平和祈念碑のまえで
参加者の感想など
A:初めての経験としては、良かった。時間的にゆったりとしていた。が、展示資料は情報量が多く、もう少し時間が欲しかった。
B:企画展「軍都千葉~」の開催時期に間に合って良かった。市議会傍聴は面白かった。議員質問への答弁(教育関係)内容に失望。質問に答えているとは思えなかった。若く元気な新人議員を見ることができたのがうれしかった。
C:児童書専門店「えるふ」、ここでは地域の子どもたちに本の読み聴かせもしているそうです。ちば自主夜中のチラシも置いてありました。皆が市議会の傍聴をしてくれてうれしかった。
D:平和祈念碑(1945年6月10日、7月7日の千葉市空襲犠牲者名が刻まれている)が、企画展のカタログ誌にもパネル展示もされていたことが、うれしかった。
E:実行できてとてもうれしい。企画展で戦前、戦中の千葉の姿と現在生きている土地が比較できた。B29の模型を観、実物の大きさを想像できた。
F:千葉市民として50年が経つ。軍都都市”千葉市”の戦災を身近に感じることができた。
G:すがすがしいとも感じられる寒さのなか、あちこち移動した。その結果心身ともに暖かくなりました。
社会科グループ