《おすすめしてる人のペンネーム》、※編者の注です。
『めんそーれ!化学』 盛口満/著 岩波ジュニア新書 2018年
《まっきー(^^)》
書いたひとはゲッチョ先生こと盛口満さん、沖縄の夜間中学で「化学」を教えていらっしゃいました。
千葉県出身でもある盛口さんは「ちば自主夜間中学」とも交流があり昨夏、図書館での講演を聞かれた方もいらっしゃるかもしれません。
この本は「1時間目」「2時間目」とまるで「授業」のように書かれてときどき休憩時間みたいにコラムもあって、わかりやすいです。
内容は、肉じゃが、ホットケーキ、牛乳といったお料理についてや海の砂、十円玉、石けんなどとても身近なことから
理科の実験はもちろん、世界や歴史、宮崎アニメまで幅広いお話がありすごく面白く学べます。
「9時間目・イモの思い出」には、大流行のあの飲みものの事が?!
ちょっと気になるところだけでも、何度も読んでも、なにか新しい発見があるかも?
お好みに合わせて、楽しんでくださいね☆
※参考サイト
「岩波書店」(書籍情報)
めんそーれ!化学 – 岩波書店
フリースクール「珊瑚舎スコーレ」
沖縄、那覇市のフリースクール珊瑚舎スコーレ
『鹿の王』 上橋菜穂子/著 角川書店 2014年
《やまんば》
大国の武力に抵抗する小国や部族のかけ引き、獣がもたらす謎の病、その治療法を見つけ出そうとする医術者達の熱意と欲望、すべてがもつれあいながら物語が進んでいく。
獣に襲われながら唯一生き残った戦士ヴァン、若い天才医術者ホッサル、二人の主人公が陰謀に巻き込まれながら病の真相に迫っていく、医療系(?)ファンタジー。
森の古老、谺主の「人の身体ってのは森みたいなもん」という言葉が重要な鍵となる。「人類と病とは…」新型コロナの話ばかりの今だからこそ、読んでほしい。
※出版社による本作「特設サイト」
『鹿の王』上橋菜穂子 | KADOKAWA