新型(しんがた)コロナウイルス(ころなういるす)対策中(たいさくちゅう)の過(す)ごし方(かた)
《ドレミ》
普通の生活ができない辛さを感じていますが、暇ということはありません。通常できなかった家事にいそしんでいます、といえばウソになります。天気の日には花見川沿いにセリを摘みに行き天ぷらにします。桜エビや雑魚とあわせると美味しいです。庭のフキと山椒でピリッとした佃煮を作ります。食べることに時間を費やすことになっています。
片づけは本当に苦手なのですが、仕方なく両親の遺品を整理しています。懐かしさのあまり手が止まり、進みません。特に母の女学校の同期会の文集からは老いを迎えた心境が分かり、自らのことと比較して読んでいます。長野県岡谷駅でお金の入ったバックを忘れたこと。親切な人が見つけてくれたこと。登山が好きだった母ですが、今は高原しか歩けなくなったことなどが記されていました。私もこれから行く道です。