【本の紹介(ほんの しょうかい)】『夜間中学(やかんちゅうがく)へようこそ』『信長協奏曲(のぶなが こんつぇると)』
「ちば自主夜間中学」は休校中ですが、授業代わりにオススメ本を紹介します。
《おすすめしてる人のペンネーム》、※編者の注です。
『夜間中学へようこそ』 山本悦子/作 岩﨑書店
≪本の虫≫
夜間中学ってこんなところ!
千葉市には公立夜間中学がないので、夜間中学ってどんなところか知らない方が多いと思います。私が夜間中学に興味を持ったころ、ちょうどこの本がでました。
中学1年生になる優菜にはおばあちゃんがいる。おばあちゃんが「私も中学校に行くの」と言ったので家族はびっくり。おばあちゃんが行くのは夜間中学だった。やがて優菜は足を痛めたおばあちゃんを夜間中学に送っていき、自分もそこでひと月余りを過ごすことに。そこで出会う様々な人との触れ合いを通して、優菜も学び、成長していきます。
「学校に行く」と宣言したおばあちゃんがすてきです。学校の雰囲気がとても暖かく描かれ、以前見学した葛飾区立双葉中学校夜間学級を思い出しました。
夜間中学って、こんなところです。
※出版社・書籍サイト 2016.5.31刊行
夜間中学へようこそ – 株式会社岩崎書店
漫画『信長協奏曲』 石井あゆみ/著 小学館
≪S.O≫
ちば自主夜中の皆さん、どのようにお過ごしですか?
テレビばかり見ている(私のこと)と、言葉だけの政府に怒っている自分が嫌になってしまいます。そんな時、漫画本を貸していただき、私のコロナウィルスでいっぱいの頭を、異世界頭に切り替えることができました。そのうちの1冊を下に紹介します。
また、いろいろな事を話し合える自主夜中でお会いしましょう。
『信長協奏曲』・・・タイムトリップした男子高校生が織田信長に成り代わってしまう。そして、元の病弱な本人が明智光秀になるのが、この作品の独創的なところ。(漫画に限らず、フィクションもおもしろ~い、デス)
※出版社サイト
コミック月刊誌『ゲッサン』連載/2019.12.12現在 19巻まで刊行
信長協奏曲 1 | 小学館